海老名営業所 ドライバー 津村 修平

失敗を乗り越えながら本物のプロフェッショナルへ。
技術も人間性も磨ける環境が、ここにはある。

海老名営業所 ドライバー
津村 修平

2021年12月

東部ネットワークに入社した経緯を教えてください。

前職では2トン車のドライバーとして店舗配送をしていました。当時、配送先などで車を停めていた時、自分の隣に大きなトラックが来ることがしばしばあり、「自分もいつか大きな車両に乗ってみたい!」と、少しずつ興味を持つようになりました。前の会社では6年ほど働きましたが、月日が経つにつれその思いが募り、大型に乗ることができる会社に転職しようと決意したのが転職のきっかけです。

転職活動中は様々な会社のホームページを見ましたが、東部ネットワークはまず歴史があること、そしてセメントやガス輸送など一般貨物輸送以外の事業まで展開していることに魅力を感じました。前職の有休消化期間に合宿で大型免許を取得し、それから面接に臨みました。

現在の仕事内容と1日の流れを教えてください。

海老名営業所のドライバーとして、一般貨物輸送を担当しています。主に運んでいるのは飲料で、いわゆるパレット輸送を行っています。ただ、冷たい飲料は季節によって需要に変動があるので、冬季は飲料以外の荷物を扱うことも多いです。

1日の流れは明確に決まっていませんが、毎日、自分の配車状況をチェックして、決められた場所へ荷物を運びます。基本的には早朝から動き始めて、夕方頃に終わる流れになります。

憧れていた大型車のドライバーとして実際に働いてみて、いかがでしたか?

大きなトラックに乗れることは本当にうれしくて、良かったと思っています。今はトレーラーに乗らせていただいていますが、正直、初めてこの車両を目の当たりにしたときは「こんな大きいのか!」と感じました。ずっと乗りたいとは思っていたものの、いざ乗る日がきたら「本当に大丈夫だろうか?働く場所を間違えてしまっただろうか…」と思ってしまうくらい、心臓がバクバクしました(笑)。

実際、初めの頃は思うようにいかないことも多くて、失敗もたくさんしました。それでも、先輩に手取り足取り教えてもらい、もうすぐ入社して丸3年が経ちます。まだまだ先輩方に比べたら全然できていないことが多々ありますし、バックなど難しいと感じることも多いですが、だからこそ上手にできたときはすごくうれしい気持ちになります。

昔から自動車や大型トラックに興味を持っていたのですか?

いえ、もともとそこまで車好きなわけではなかったです。でも、縁あって前職の会社に入り、そこでだいぶ鍛えられ、仕事を続けるうちに、ドライバーとして成長したいという気持ちが強くなりました。

前職でも、会社からはよく「プロドライバーとしてしっかりやろう!」と言われていたんです。それはもちろん大事な考えですが、自分としては「大型車に乗ってこそ本当のプロなんじゃないかな?」と思うところもありました。なので、僕自身が本当に自信を持って「プロ」といえる状態を目指していくためには、まず大型車に乗ることが必要だと思いました。

東部ネットワークに入ってから、特に思い出に残っている出来事はありますか?

正直、良い思い出よりも失敗のほうが圧倒的に多いです。私は全然優秀なタイプではないと思っています。走っていて、曲がれないところに入ってしまったり、その他いろいろあります。

でも、そんな自分がここまでやれたのは、先輩方の存在がすごく大きかったと思います。先輩たちは、いつも厳しくも温かく、励ましの言葉をかけてくださって。もう辞めた方がいいかなと頭をよぎったときもありましたが、それでも続けてこられたのは、いつでも先輩たちが親身になり、見放さずに教えてくださったおかげです。最近は、うまくいかないことがあっても、挽回してしっかり頑張りたいと思うようになりました。

日々のお仕事で大切にしていること、心がけていることを教えてください。

日々の準備、ルート確認の徹底など、基本的なことが何よりも大事だと思っています。あと、とにかく安全には注意を払っていますね。前職では1日に何十件と回らなくてはならず、とにかくできるだけスピーディーに動くことが求められました。しかし、ここでの仕事は、スピードよりも安全を最優先にします。走行中は、どんな状況であっても平常心を保ち、十分な車間距離を取るようにしています。

神経を使うことも多いですが、1日の終わりに車庫に戻った時、きちんと仕事ができたと実感できると、大変だったことは吹き飛んでしまいます。「終わり良ければすべて良し」という充実感があります。

東部ネットワークの魅力だと感じるのはどんなところでしょうか?

私としては、休みがとりやすいことが一番の魅力です。基本的には日曜休みですが、それ以外にも休みたい日があれば希望を出せます。融通がきき、働きやすいと思います。

一般的に、この業界は長時間労働などいろいろな問題が指摘されていますが、私としては、東部ネットワークはとても働きやすい会社だと思っています。たまに他の運送会社のドライバーさんに話を聞くと、「そんなに働くんですか?」と、思わず驚いてしまうこともあるくらいです。自分の仕事はパレット輸送がメインということもあり、体力面なども含めて、無理なく働きやすい環境だと思っています。

あと、上の人たちとの距離感が近いことも魅力だと思います。当社では半年に1回ほど常会のようなものがあり、社長をはじめ、経営陣の方々が営業所に来てくださるんです。そのときに今後の会社の展望などについて直接お話を聞けるので、安心感があります。私は入社して3年弱ですが、もう4~5回は社長とお会いしていますし、趣味のお話なんかも聞かせていただいています。規模が大きくても社長を身近に感じられるのは、すごくいいなと思います。

この会社でのドライバーの仕事は、どんな人に向いていると思いますか?

そうですね…基本的にいろんな人がいるので、どんな方が来ても大丈夫だと思いますよ。ちなみに、この営業所の先輩たちは、自分の意見をしっかりと持っている方が多いです。また、たとえ年下や後輩であっても、こちらの考えをしっかり聞いてもらえるような雰囲気がありますし、皆さん親身になって本気で教えてくださるので、のびのびと働けると思います。

私のように、これまで4トントラックに乗ったことがない人の場合、最初はどうしても不慣れで大変だと感じることもあるかもしれません。でも、私も先輩に教わりながらちゃんとやっていけているので、あまり心配しなくても大丈夫です!

今後の目標はありますか?

個人的に大きな目標は掲げていませんが、現在は会社としてガス輸送に力を入れているので、自分もそういった分野に携わり、会社に貢献したいという思いがあります。

あとは、とにかく仕事がもっとできるようになりたいです。先輩に叱咤激励してもらいながらここまで続けてきましたが、日々ほんの少しずつ上達し、前よりも上手にできたと実感できたときは、やっぱりすごくうれしいんですよね。これまで私に教えてくれた先輩はすごく効率的に働いていらっしゃいますし、技術も人間性も本当に素晴らしい方です。そういう方に1歩でも近づけるよう、これからも頑張りたいと思います。

オフの時間はどんな風に過ごしていますか?

インドア派なので、オフは家にいることが多いです。自然好きな友達がいるので、誘われれば一緒に山に登ったり渓谷に行ったりすることもありますが、基本的にはゆっくりと過ごすことが好きですね。

オンオフのメリハリでいうと、僕は遊びに誘われた次の日は、なるべく休みをとるようにしています。というのも、ドライバーは体力や判断力が重要な仕事だと思っているからです。仕事でミスをしないためにも、遊びに出かけた後はきちんと休むことを心がけています。こういうスタイルで過ごせるのも、休みがとりやすい環境だからこそ実現できることだと思いますね。

最後に、就職・転職を考えている方に向けてメッセージをお願いします。

私は、とても社会貢献性が高い業界で働いていると思っています。自分が入社したときにも「道路はみんなの税金で作られている。思いやり運転が大事」ということをしっかりと教わりましたが、本当にその通りだと実感しています。

この会社に入り、自分はトラックドライバーであると同時に、一人の社会人としてまっとうに生きることの大切さを学ぶことができました。働きながら人として成長したいと考えている方は、ぜひ一緒に働きましょう!