CASE STUDIES

2024年10月、スポーツ用品メーカーM社の依頼により、大手運送会社Y社と連携して新たな物流サービスを開始しました。輸送業務はY社が、倉庫での保管・荷役業務は東部ネットワークが担当しています(2024年12月時点)。サービス開始から約2か月で一定の成果を上げ、顧客からも高評価をいただいています。

顧客(M社)が抱えていた課題・ニーズ

  • 保管・輸送業務を外部の専門会社に一括で委託し、自社は製造業務に専念したい。
  • 自社倉庫の老朽化や利便性の低さが、業務効率の妨げになっている。
  • 本社から倉庫までの距離が遠く、移動に時間がかかる(車で約40分)。
  • 倉庫周辺の道路が狭く、大型の40フィートコンテナの搬入が難しい状況にある(20フィートコンテナでの対応が必要)。

当社が手掛けた主な業務・改善施策

  • 顧客のニーズに応じ、倉庫内で必要な電気工事を実施。(※なお、設備の改造や機器の導入については、契約終了時の原状復帰を前提として対応しています)
  • M社の国内工場で製造された製品と、海外工場から輸入された製品をすべて当社倉庫で一元管理。
  • 出荷前の箱詰めなど、一部製品の加工作業も当社が担当。
  • 道路状況を踏まえた運用改善により、40フィートコンテナでの輸送が可能となり、業務効率向上を実現。
  • 倉庫内の事務所にM社およびY社のスタッフが常駐し、迅速かつ円滑な連携を図っている。

改善後の効果

  • サービス開始から約2か月間で基本体制が整備され、問題なく稼働する状態となった。
  • 倉庫がM社の本社から約10分の距離に位置しているため、万が一の事態にも迅速に駆け付けられる点が評価されている。
  • 協力した運送会社Y社様からも、新たなサービス形態として高い満足を得ている。